2023年02月

 コロナになってから、ほとんど街にも行かず、近くのスーパーかドラッグ、ホームセンターだった。
それもあまり時間をかけず、用が済んだらそそくさと帰っていた。
 全国トップレベルの高齢県なので、若い人は都会に比べて少ない。
 しかし、今年になって小旅行に行って、特に京都のお寺は若い人で一杯だった。外人も多かった。
 ほとんど全員がマスクをしているので、顔全体は見えないが、美人が多かった、と感じた。
 若い人の着物姿が目立った。成人式でもないのに着物を着て、お寺巡りをしてるのがブームなのか。名古屋城でも見たが、京都は特に多かった。
 我々の時代とは何か違うなあ。小雪がちらつき、結構寒かったと思うが、草履で雪を踏んでいた。
 若い女性がほとんどだったが、カップルで着物というのも目立った。
 それで、マスクをしているせいかどうか、着物美人が目立つ。
 さすがに高知ではいない?知らんけど。そういう着物を着るのは初詣とか祭りの時、花火の時以外は無いかなあ、と思うけど、なんせお街に出て行ってないので知らない。しかし、そういう時でも昔は着物姿というのは見なかった。
 特に感動さえ覚えたのが、京都駅の土産物売り場。
 女性受けしそうな土産物コーナーになっていて、若い人も多かった。
観光地ではある程度距離があるし、見るものは景色なので、パッとだけしか見ていないが、土産物コーナーは割と近くで見る、というか見える。
 別に志村けんのバカ殿では無いけど、しかし眼には入る。
 ほとんど全員が広瀬すずか、と思うほど美人ばっかり。ホントに。
 しかも化粧が見事に上手い・・、器用で繊細?、ま、主観だが。眼が開くという、思わず息をのむ美人が多かった。ま、私は土産は買わないので、ウロウロと待ってるだけなので、どうしても、見てしまう。
 京都駅だから、他の他府県もいるのだろうが、京美人と言われる所以を知った思いがした。
 
 帰ってきて、雪の金閣寺も見たし、小雪の舞う清水寺の舞台にも立ったし、満足していたが、
今、記憶にはっきり残っているのは、京都駅の土産物コーナーである。
 
 これというのも、マスクがあるからかなあ?とも思うが、いや、想像力でも美人は美人だと感じる。

 しかし、コロナの恐怖がだんだんと遠のいている今、まだマスクはしているが、だんだんと減ってくるのかも知れない。まだ花粉症の時期なので、見慣れているし、何ともないが、暑くなってきたらどうだろう。
 美人が減る?いや、そうは思わないけど,今ほど多くもなくなるかも知れないなあ、それはそれで何か淋しいものがある。
 しかし、京都駅に行けば、必ず逢えると思う。間違いなく。
 ご同輩諸君よ、京都駅に行け!と勧める。見れば分かる、芸能人などいらない、京都駅に行きましょう。

 
 
 
 

 以前から熊本で本場の馬刺しを食べたいと思っていたが、熊本地震があり、そしてコロナもあり、なかなか行けずにいた。
  今年になって、やっと1月に大阪に行ってきた。次いで2月は一泊し、名古屋城、京都の清水寺、金閣寺などを回った。
 しかし、熊本はやはり遠い。宇和島フェリーを使って行くかと考えたが、道中が長い。まだイマイチ健康が回復してないし、車ではやはり坂出まで位が今のところ限界。
 前立腺肥大があって、長く座っているのがしんどい。歩くのは2万歩くらいは平気だが、新幹線でも名古屋が限界かなあ。
 飛行機は乗り継ぎになってあんまり得策ではないし、もう少し良化するのを待つしかない。

 しかし、ネットを見ていると、なんか美味しそうに見えるし、ついポチっと。

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  5種類あって、なんかよく分からないが、ロースは水で戻して、まだ凍ってる内に切るみたいに説明があった。  
 6280円だったか。冷凍で、しかもパックに入ってると、素っ気ない。高い?しかし、実際に行けばもっと費用はかかる。が、
 食べるものは他に3日分くらいの魚や肉があるので、早くても今週末くらいだが、どうなのかなあ、と。  
 やはりお店で料理してもらって食べるのが一番だと思う。
 どうしても熊本に行かねば。

 あり得ないが、よくそういう事を言う。
この前NHKだったか、今は何ていうのか、ニューハーフか、オネエか、ゲイか、そういう有名人の番組をやっていた。
 芸能界では多い。その方が成功する確率が高いのかも知れない。その他はゲイバーとか。
大分前に新宿二丁目に行ったことがある。
 高知みたいな派手な衣装ではなく、割と普通の格好で、小綺麗にしていた感じだった。
 番組の最後の質問に、今度生まれ変わったら、男か女かどっち?みたいな質問に、全員が同じゲイに生まれ変わりたいと言っていた。
 まあ、そうか、と納得した。

 人生には分岐点がいくつかある。その大きなものに大学入試がある。その時の選択に、違った選択があればどうなっていただろうと、妄想することはたまにある。

 その分岐点に今年、孫が合格した。喜ばしいことで、非常に嬉しい。しかし、その分岐点に、気が引き締まる思いもする。
 先の事は私には知る由もないのだが、努力と幸運を願う。

 何かの寓話だったか、何かで読んだ話がある。多分ヨーロッパあたりの話だったと思うが、覚えてない。
 人は死んだら天国に行くが(ま、地獄かもしれないが)、その時に閻魔様みたいな人がいて、えーと、アジアかも知れないけど、ま、そういう神様がいて、
 あなたはもう一度生き返る事ができる、しかし条件がある。と。

 それでは、誰でももう一度生き返る事が出来るのですか?と、誰かが質問をした。
しかし、その条件を聞いて、100%の人が死を選び、天国へ行くという。
 その条件とは、
 あなたは、再びこの世に戻り、もう一回人生を送ることができる。ただし・・・・・
 ただし、もう一回生き返る事が出来るが、今まで生きてきた人生を、すべて同じ人生を繰り返すことだ、と。
 それを聞いて、すべての人は生き返る事を諦め、天国に行くのだという。

 これは、人間が、いかに間違った人生を送っているか、失敗を繰り返しているか、嫌なこともあったのかを、伝えている、痛い所を突かれた話でもあり、教訓でもある。
 当然全く同じ事を繰り返すのは現実でも苦しい。

 もう一度、男として生まれ変わり、間違いだらけの人生を、もうちょっと高い位置まで、あるいはそういう俗事に左右されない、そういう生き方をしてみたいと、ふと思うこともあるが、
 同じ人生を繰り返すならば、私も天国(地獄)を間違いなく選ぶだろう。

 今は、今で満足している。悔いもあるが、それが自分の生きてきた道だと諦めている。

 悔いなき人生を、これからは生きて行きましょう。

 

  

 自分には似合わない言葉だな、と若い時から思っていたが、振り返ると、色々な人にお世話になっていたのだなあと感じる。
 普通は、ありがとう。英語ではサンキュー、中国語では謝謝(シェィシェィ)、韓国語ではカムサハムニダ、フランス語ではメルシー、もう出てこないが、すべて良い言葉だと感じる。
 
 ありがとう、と感謝する気持ちが、引いては健康にも良いらしい。

 ありがとうと言えるのは、そんなに大きな欲を持たず、少欲知足であることも大事だと感じる。
 若い時は、少年よ大志をいだけ、みたいな事が良いと思っていたが、そんなに望みを大きく持たずとも良いのだったんだな、と気付く。

 大きく成功するためには、それでは駄目だろうが、皆が億万長者、イチローや大谷にはなれないのだから、夢は夢として、確実な実を取る人生で良いと思う。

 諦めるのは諦めるのではなく、明らめるのだと、若い時に仏教の本で読んだ。

 小さな事でも嬉しいことが、すなわち明らめることであり、良い人生なのだろう。
 
 まあ、年寄りのベタなひとり言ではあるが、過去から現在まで、私に関わったあらゆる人やモノに対してそう思う。
 
 

 バイデン大統領がキーウを訪問した。戦争中なのに、数時間前にロシアには伝えたらしいが、国民には秘密だった。
 よく分からない。というか、全然意味が分からない。ウクライナは戦場なのだろう?岸田総理も行く予定をしていたが、情報が漏れたため中止となっているが、そのうち不意打ちに行くのではないか?
 この戦争はもう1年になるけど、現在、毎日の死者が800人位出るそうだ。

 日本は一応アメリカ側にいて、ロシア制裁にも加わって、メディアもウクライナ側からの放送になっている。急にメディアの解説に登場した広瀬陽子などもネオナチ側だろう。
 ま、プーチンの演説など、誰も聞く耳を持ってないのが普通の日本に誘導している。
   
 しかし、明日も明後日も、800名の命が消えてゆく。
これが、私世代の若い時などは、戦争反対などのデモでも起きていたのだろうが、すべて高齢者となって、その気力も体力もなく、対岸の火事のように、ニュースを見るのもウザい、などと思っている。
 
 どっちの兵士も必死で戦っている。憎悪と偽正義のために、命を惜しまない。

 なんか似ている。太平洋戦争の時の日本。天皇陛下万歳、と突撃し特攻する。

 当時、戦争一色の日本でも、反対の意見はあった。その時は少なかっただろうが、戦後は反対だったと唱える者が増えた。戦争に加担してながら敗戦となった途端に、厚顔無恥な著名人も多かった。

 もうすぐ天皇誕生日を迎える日本は、かつての天皇のような尊厳は薄れたか、何の休日かも知らない人もいるかも知れない。知っていても、状況は全く違う。

 多勢に無勢とはよく言う言葉だが、関心が無い、大体がウクライナ応援で、というこの日本で、
やはり戦争反対との意見を、今、言うべきではないかと感じる。
 
 集団になると、もうコックリさんみたいに、方向が変えられないのを歴史が教えてくれている。
 皆で赤信号を渡って、子供たちのように、ハーメルンの笛吹男の後を追う。

 元オウムの弁護士、横山弁護士のように
「もう~止めて~~」
 とか言っても、白けた眼で見られるだけかも知れないけど。

 

 

 

 

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